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vol.025 壁をかざる
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パズルのように

「これが私の小さい頃の写真で、これが父と母よ。その隣は私の祖母が若い頃。そしてその下が・・・」

壁一面に並ぶフレームには、家族の写真。
海外の映画ではよく見かけるディスプレイですが、実際お邪魔した家で見せてもらうと、その数は圧巻!最近撮った色鮮やかな写真があったり、おじいちゃんが子どもの頃に撮った色あせた写真があったり。

パズルのように飾られた大小のフレーム一枚一枚に、家族の歴史を感じる事ができました。
当時、ファームステイ先でなかなかみんなの名前を覚える事ができなかった私は、その写真たちにどれだけ助けられた事か。

家族もたまに見入っては、昔話に花が咲いているようでした。

壁に「額」を飾るのは、ちょっぴり気合が必要。

生活感が溢れているお部屋では、せっかく飾った額も暮らしの中に埋もれてしまうから、「額を飾る前にまずお部屋をキレイに!」と意気込んでしまいます。

額がよく映えるのは、やっぱりスッキリと広い壁。
アートを飾ると、一気にスタイリッシュな雰囲気に変身。

大きな額は存在感がありすぎて、飾るのが難しい小さな我が家では、部屋のサイズに合ったものを飾って楽しんでいます。一つだけだと何だか中途半端にスペースが空いてしまうので、いくつも並べてバランスを取っています。
小さなサイズの物でも、数のパワーで手軽に素敵な空間を作ってくれます。

 

肝心の、額の中の絵。

ナチュラルスタイルが大好きな私の周りには、やっぱり植物の絵柄が多く集まりました。絵柄は違いますが雰囲気は似ているので、一緒に並べても違和感が無くて○。

美術館へ行く度に大好きな印象派のポスターを買ってくるのですが、結局仕舞いこんだまま。
部屋のイメージに合わないので、なかなか飾る事ができません。

好き=飾る、といかないのが難しいところ。

なのに、絵は日々増殖し続けています。
我が家のチビッ子画伯のせい。

学校や幼稚園で制作した絵はサイズも大きくて、一点でも大迫力。次々に出来上がってくる新作を、長押(なげし)にピンチでピピッととめています。

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お気に入りの絵は長く飾って楽しんでいるのですが、その中でも特に思い出の作品は、カジュアルな額に入れています。

先日、会場に展示するため、自分のイラストを額装しました。額に入れると、絵の表情がガラリと変わり、驚きました。額は女性のお化粧みたいに、素材をもっとキレイに見せてくれるものなんですね。

写真は絵ほど気合をいれなくても飾りやすいアイテム。

仕事机に家族の写真を飾っているシーンもまた映画で良く出てきますが、気持ちがよ〜く分かります。

仕事中、気持ちに余裕が無くなってピリピリしている時に、大好きな家族の写真を見るとホッと心が和んで落ち着けるのです。

私の仕事机には、歴代のペットたちの写真が並んでいます。

毎日皆が必ず通る玄関には、息子の成長記録写真。
赤ちゃんの頃の写真を飾っていると、息子を学校に送り出しながら「あぁ、大きくなったなぁ〜」と毎日実感できるのです。

尋ねてきてくれた人との会話の架け橋にもなったりして、話題にされた息子も嬉しそう。

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麻ひも&ピンチの展示法はとっても手軽なので、買ってきたポストカードを挟んでいます。
取替えが簡単なので良い気分転換になって◎。壁面積が少ない日本の住宅事情ですが、小さなスペースでも有効活用できるので気軽に楽しめます。

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このコラムの作者紹介
遠藤さん新築リフォーム 住まいPlus

エンドウリョウコ

イラストレーター。鋸やカンナを携えて、家具のデザイン・制作に夢中だった短大時代。
その後ショールームで家具販売やマンション販売に従事した、根っからのインテリアフリークです。現在はイラスト制作をしながら、生活人として「暮らしを楽しむヒント」を日々模索中。インテリアコーディネーター有資格者。

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